ポートフォリオはエンジニアが自己アピールをする際に有効的なものの1つですが、独りよがりなものにしてしまわないよう注意する必要があります。自身の実力を示すことばかりを優先してしまい、結果的に独りよがりなものになってしまうのがポートフォリオ作成で陥りやすい罠です。
もっとも、ポートフォリオは実力を先方に確かめてもらうために作成するので、自身の実力をできる限り示そうとする意識は非常に大事です。しかし、実力を示すことを意識しすぎると、見にくかったり、使い勝手が悪かったりする、よくないポートフォリオができあがりかねません。
エンジニアの仕事は、クライアントが要望するものを作成することなので、実力が垣間見えてもユーザビリティが考慮されていないポートフォリオを提出すれば、評価されるどころか逆効果になる場合もあります。
ポートフォリオで実力を示すことは大事ですが、見やすさや使いやすさを犠牲にしないよう意識してください。
作成したソースコードを公開するのもエンジニアのポートフォリオ作成でよく用いられる手法ですが、ソースコードにも見やすさは求められます。基本的に、エンジニアはチームプレーが求められる仕事のため、周囲から見て分かりにくいソースコードは、評価を下げる原因にもつながります。
ソースコードをポートフォリオに用いるのであれば、分かりやすさを意識したいところです。
どのようなポートフォリオを作成するにせよ、見やすさや分かりやすさは必須なので、できる限り見る人のことを考え、配慮を行うのがよいポートフォリオを作成するコツです。
実際にどのようなポートフォリオを作ればいいのか悩ましい…そのような方は「
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